蛍光灯からLEDに交換しよう!「直管型LEDランプ」でかしこく省エネ

今使っている蛍光灯をLEDランプにして省エネしたい!電気代高騰の昨今、そんな方も多いと思います。

そこで今回は、

  • 「直管型LEDランプ」とは?
  • その種類は?蛍光灯とは違う?
  • 取り付け時の注意点は?

今回はこのような直管型LEDランプについての疑問にお答えしていきます。

「直管型LEDランプ」って?今の照明器具も使えるの?

直管型LEDランプ

様々なメーカーから、続々と発売されている「LED(light emitting diode=発光ダイオード)」器具。

省エネ効果を期待し、すべての照明をLEDに交換できれば良いですが、設備の初期費用は莫大になってしまいます。

そこで既存の照明器具を交換することなくLED化できないか?という流れのなかで登場したLED照明が「直管型LEDランプ」です。

直管型LEDランプは、今使っている蛍光灯の代わりのランプとして、取り付けソケットの口金形状や長さなど、構造的に蛍光灯器具と互換性をもたせています。

これまでは、会社やご家庭の蛍光灯が切れたら新しいものと交換する…という意外と面倒な手間がありました。

しかし直管型LEDランプにすれば、寿命が長く交換頻度が減るため面倒な手間を省くことができます。

更に消費電力が少ないため大幅な省エネ効果を期待できますし、地球温暖化防止やCO2削減などの環境対策の観点からも、今や世界的に大きな市場となっています。

先ほど互換性があると先述しました直管型LEDランプですが、点灯させるためにはまず、配線工事(バイパス工事)が必要です。

つまり、ネットショップなどで購入して、自ら簡単に交換できるというわけではありません。

一部「工事不要LEDランプ」として販売させれている製品がございますが、結論から申し上げますと弊社は推奨しておりません。
その理由については、下記の詳細リンクにてご説明しています。
※詳細リンク → 工事不要の直管型LEDランプが危険な3つの理由

構造については後述していますので、ご参照ください。

「直管型LEDランプ」の種類は3つ!蛍光灯との違い、共通点は?

LEDと蛍光灯の違い

次に、直管型LEDランプの種類にはどのようなものがあるのか、詳しくみていきましょう。

大きく分けて、次の3つに分けられます。

直管型LEDランプ3つのタイプ違いとは

直流電源内蔵/既設安定器接続形(工事不要タイプ)

各メーカーによって取り付けできる仕様が異なります。

直流電源内蔵/商用電源直結形(バイパス工事)

LEDランプに電源が内蔵され片側給電または両側給電の仕様になっています。

直流電源非内蔵/直流入力形(バイパス工事)

LEDランプと電源が別置になっており片側給電または両側給電の仕様になっています。

工事不要タイプ

①は既設の安定器のまま取り付けするタイプのLEDで配線工事(バイパス工事)は不要です。

点灯方式は従来の蛍光灯ランプと同様に、磁気式の「グロースタータ式」「ラピッドスタート式」、電子式の「インバータ式」の3タイプあります。

工事不要タイプを使用する場合は注意点が多いので必ずこちらのページをご覧ください。

工事不要タイプの詳細についてはこちら

バイパス工事タイプ

②と③は、既設安定器の入出力線を切断するため、配線工事(バイパス工事)が必要です。

②についてはLEDランプに電源が内蔵されている仕様となり、③はLEDランプと電源が別置(独立している)の仕様となります。

現在では②の片側給電方式を採用するメーカーが多く主流となっています。

②が主流となる要因のひとつとして、工事における施工時間の短縮と工事費のディスカウントが挙げられます。(給電方式と工法の詳細はこちら)(配線方法の詳細はこちら

②のメンテナンスについて
  • 不点(故障)となった場合、LEDランプを新しく交換するだけで点灯(復旧)させることができる
  • 追加の工事費がかからない
③のメンテナンスについて
  • 故障の原因が電源側にある場合、電気工事の資格を有する配線工事が必要になる
  • LEDの弱点と言える耐熱性に対して放電ができるため、電源に負荷がかかりにくく、より故障しにくい

どちらもメリットとデメリットはありますが主流となっているLEDは②の電源内蔵(片側給電)です。

※片側給電か両側給電かによって配線方法が異なります。詳細についてはこちら

LED蛍光灯の口金には種類がある

従来の直管蛍光灯の口金の規格は「G13」というもので上記で解説してきたものは全て「G13」です。

しかし直管型LEDランプにはG13以外にも別の規格が存在します。

それが「GX16t-5口金」です。

この規格のLEDはランプ単体で販売されていることはありません。主に器具とランプがセットとなったもので販売され大手照明メーカーが取り扱いをしています。

パナソニック、東芝ライテック、三菱電機照明などです。

G13とGX16t-5の各メーカーの取り扱いは以下のようになっています。G13の規格は国内メーカーではアイリスオーヤマが大きなシェアをとっており、中堅照明メーカーがオリジナルブランドやOEM商品として供給をしています。

G13は既存蛍光灯のLED化に向いている商品であり、GX16t-5は器具ごと新設する場合に向いている商品なので状況にあった商品を選ぶことも大切です。

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LED直管ランプはG13口金の規格が市場で流通していますが「GX16t-5」の口金の規格化の背景には一般社団法人 日本照明工業会で一般照明用として安全性と互換性に配慮した"直管形LEDランプシステム"の規格が制定があり大手照明メーカーはこれによって「GX16t-5」の取り扱いをしています。

現在、既設の蛍光灯照明器具にそのまま装着できるG13口金付直管形LEDランプ類が多数市場に流通している中、既存の直管蛍光ランプ及び直管形LEDランプ相互の互換性や安全性、既存の蛍光ランプを置き換えた場合の照明環境の維持などに懸念がありました。

こうした状況から、一般社団法人 日本照明工業会では、安全性を確保するとともに、既存蛍光ランプを置き換える際に最低限確保すべき性能規定を含んだ直管形LEDランプシステムの早急な標準化が求められていました。

このような背景から、JEL801として、「L形ピン口金GX16t-5付直管形LEDランプシステム(一般照明用)」が制定(※※)されました。

(※※ 2010年12月3日の規格改正で、制定時(2010年10月8日)の口金名称「L16」が「GX16t-5」に変更されました。)

出典:東芝ライテック

あとになって使えなかった!とならないように、予めしっかりと確認するようにしましょう。

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「直管型LEDランプ」取り付け時の気を付けるべき点は? 工事不要タイプは要注意!

工事不要LED蛍光灯の注意事項

では、実際に直管型LEDランプに交換する際にはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。安全に使用する意味でとても重要な項目ですので、しっかりと確認していきましょう。

既設の蛍光灯器具との組み合わせに要注意

前述で挙げたとおり、直管型LEDランプには配線工事(バイパス工事)が必要なタイプ、不要なタイプと2種類存在します。

特に気を付けるべきは配線工事不要のタイプです。

蛍光灯にはグロー式、ラピッドスタート式、インバーター式の3つがあるため、どのランプを使っているかによって取り付けできるかどうかが変わってきます。

蛍光灯を使っていればどれでも対応できるということではなく、それぞれの仕様に合わせたLEDにしなくてはいけません。

工事不要タイプの直管型LEDランプに交換する場合は要注意です。

間違った組み合わせによる「直管型LEDランプ」と蛍光灯照明器具での使用は、感電、焦げ、落下、最悪の場合は火災など重大な事故を引き起こす恐れがあります。(詳しくはコチラ

照明器具にも寿命あり!10年が交換目安

照明器具には適正の交換時期があり、大体の目安は10年といわれています。

たとえば、すでに長期間使用し劣化した蛍光灯照明器具に、そのまま長寿命の直管型LEDランプ(工事不要タイプ)を取り付けるのは大変危険です。

照明器具の劣化は外見では判断しにくいため、LEDへの交換を機に点検を行ない、必要に応じて照明器具本体ごと、またはバイパス工事を必要とするLED蛍光灯で交換するようにしましょう!

LED蛍光灯(バイパス工事タイプ)を導入するメリット

下記製品はフィリップス製の直管型LEDランプで、こちらはグロー式の蛍光灯器具をお使いの場合のみ工事不要でそのままLED化することが可能です。

ダミーグロー球というものが付属で含まれています。

philips社製はお取りあつかいしておりません。

フィリップス製の直管型LEDランプは、付属の専用ダミーグロー球を既設グロー球と交換するだけで工事不要で交換できます。
*弊社ではフィリップス製の直管型LEDランプはお取り扱いがありません。

ラピッドスタート式およびインバーター式の蛍光灯器具に関しては非対応のため、事前に工事が必要になります。

しかしエネプラではグロー式だったとしても、しっかりとバイパス工事を行って交換することを推奨します。

なぜなら既存の安定器はすでに古く先に寿命を迎えてしまうからです。

ひとたび既設の安定器が故障してしまうと、LEDランプが正常でも不点灯になってしまい、改修するには安定器を交換する、もしくはバイパス工事をしなければ復旧しません。

どちらにしても手間もリスクもあるため、最初からバイパス工事の方法で施工するのが良いでしょう。

省エネ効果が高いのはバイパス工事タイプ

バイパス工事タイプのLED蛍光灯を選ぶ理由は安全性だけでなく、電気代の削減効果を最大限に生かすためでもあります。

工事不要タイプは先に説明した通り従来の安定器をそのまま利用するので安定器にかかかる消費電力は削減されていません。

バイパス工事タイプの場合は既設安定器を取り除き、適切に配線工事(バイパス工事)を行うことで安全に省エネ効果を得ることができます。

バイパス工事タイプのメリット
  • 安全性が高い
  • 省エネ効果が高い
  • 故障が起きても交換が簡単
バイパス工事タイプのデメリット
  • 工事費用が掛かる
  • 自分で設置できない(電気工事の資格が必要)

安全にLED蛍光灯を取り付けるためには

間違った組み合わせによる交換や、器具の改造が原因とされる不具合が生じた場合は、メーカー側にて責任を負うことができませんので、取り扱いには十分な注意が必要です。

安全にLEDを取り付けるためにも、まずは専門業者に相談することから始めましょう!

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まとめ

今回は「直管型LEDランプ」についてご紹介しました。

まとめ▼
  • 既設の蛍光灯照明器具に取り付けられ、省エネ&エコで交換の手間も省ける。
  • ランプタイプには3種類(工事不要タイプ、電源内蔵タイプ、電源別置タイプ)ある。
  • 工事不要タイプで交換する際は、現状のランプに合わせる必要がある。

正しい交換方法で大幅な省エネが期待できる「直管型LEDランプ」に交換して、エコ生活を始めましょう。

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