今、蛍光灯をLEDに変える理由とは?変えないとどうなる?

様々な店舗やビル、施設などで、蛍光灯からLEDに変わっていっている様子をよく見かけるようになりました。なぜ、蛍光灯をLEDに変えるのでしょうか。それとも、変えなければならない理由があるのでしょうか。今回は

・経済性の良さが蛍光灯をLEDに変えさせる理由なのか

・水銀規制とはどんなものか

・LEDに交換する時に工事は必要なのか

についてご紹介していきたいと思います。

 

❖蛍光灯をLEDに変えるのは経済性に優れているから⁉

LEDには多くのメリットがあるということで、蛍光灯から変える方が多くなっています。

では実際、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。1つ目は、長寿命だということです。
蛍光灯の寿命が約6,000~12,000時間と言われているのに対して、LEDは約40,000時間と言われています。
そのため、頻繁に交換する必要もないので、高い場所など交換作業がしにくい場所にはもってこいの照明です。

また、LEDは電気代も安く済むうえに、LEDの光は熱くないのでエアコン等の効率アップに繋がるので、とても経済性に優れた照明だと言えます。
しかし、LEDのメリットはそれだけではありません。例えば、オンオフを繰り返しても寿命に影響がないので、トイレや廊下など頻繁に点灯消灯を繰り返す場所にも適しています。紫外線や赤外線がほとんどでないので、対象物を痛めにくく、本や美術品などの保管場所にも有効的です。

また、蛍光灯などのようにガラス管を使用せず、プラスチック等を利用しているため、衝撃や振動に強いと言えます。そして、蛍光灯などは水銀を使用していますが、LEDは水銀を一切使用していないので、環境にも優しい照明です。このように、蛍光灯からLEDに変えることで多くのメリットが得られます。

 

❖水銀規制が蛍光灯をLEDに変えるきっかけに

先程述べた通り、LEDには多くのメリットがあります。

特に経済性に優れている点で、LEDへの買い替えを検討される方が多いかと思います。
しかしながら、街中の照明がLEDに変わってきている理由は、それだけではありません。

「水銀に関する水俣条約」という水銀規制の条約が世界で発効されたことも、きっかけのひとつなのです。
この条約の主な内容は、電池、化粧品や血圧計など水銀を含む製品の製造・輸出・輸入を2021年以降禁止するというものです。

照明に関しても、基準値を超える水銀を使用した水銀灯は製造・輸出・輸入が禁止され、蛍光灯も水銀封入量が規制されます。とは言っても、日本のメーカーはほとんどの蛍光灯が規制値以下なので、引き続き販売・製造が可能です。

ですが、やはりこの条約をきっかけに、日立アプライアンスや東芝ライテックはすでに蛍光灯の生産を終了し、パナソニックや三菱電機照明も19年3月末で生産を終了するとしています。このように、国内主要メーカーが蛍光灯の生産を終了するので、既存施設の照明が故障した場合に補修することがだんだん難しくなってきています。こうして、蛍光灯からLEDへの付け替えが加速しているのです。

 

❖蛍光灯をLEDに変える時は安定器の工事が必要なのか

では、蛍光灯を対応した同形のLEDに変えればそれでいいのか、というとそういう訳ではありません。
確かに、工事不要なものもあり、そちらの方が初期投資としては安く済みます。

しかしながら、工事をせずに蛍光灯用の安定器をそのまま使い続けると、結局のところあまり節電効果が得られないことがあります。また、安定器の寿命は10年なので、LEDがせっかく長寿命でも、安定器との関係で結局、寿命が短くなってしまいます。

しかも、最悪の場合には発熱・発火することもあります。なので、初期投資が必要にはなりますが、最初に古い安定器を外すなどの電気工事をすることが、安全のために重要になってきます。そのLEDへの交換方法としては、器具ごと交換する方法や外部電源を使用する方法、また、内部電源タイプのLEDを使用する方法があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、その施設に合った方法を検討することが必要です。また、電気工事士資格が必要な工事になるので、専門の業者に相談することも大切です。


 

❖まとめ

蛍光灯をLEDに変える理由やメリット、注意点について…

・LEDに変えることで経済的にも機能的にも多くのメリットがある

・水銀規制により蛍光灯が生産を終了するからである

・付け替えの際には、安定器を外す工事をすることで、安全に、そして、製品寿命までしっかり使用することができる

エネプラ.comのLEDパッケージなら初月からお得!

関連情報