インバーター式の直管蛍光灯には明るさをコントロールさる機能が存在します。固定出力タイプ、調光タイプがあります。通常インバーター式の蛍光灯は効率良く点灯し省エネ効果にも優れていますが高出力タイプのは必ずしも省エネではありません。インバーター式蛍光灯の知られざる機能をご紹介します。
❖hf蛍光灯とは
インバーター式の蛍光灯のことでグロー、ラピッド式の蛍光灯に比べ高効率で明るく消費電力が低いのが特徴です。グローやラピッド式の1本あたりの消費電力が約47W(安定器込)に対してインバーター式は約35Wと省エネ性能に優れているためLEDにする効果があまりないと普通は考えてしまいます。
しかしこのhf式蛍光灯には隠された使い方(?)があることがあまり知らていません。
実はここにhf蛍光灯の落とし穴があるのです。
hf蛍光灯の照明器具には明るさをコントロールできる調光タイプが存在します。
明るさをコントロールするとは
高出力で点灯できたり省エネ出力で点灯できたり、または調光可能になっていたり、スイッチで高出力と省エネ出力の切り替えできるようになっています。
蛍光灯の明るさが落ちてきたら高出力に切替えることで明るさを維持することができるのです。
もちろん全てのインバーター形の器具ができるわけではありまえん。
あらかじめ固定出力となっているタイプもあります。しかし固定といっても初めから高出力で固定されている器具もあれば省エネで固定されているタイプもあります。
これこそがhf蛍光灯の知られざる機能なのです。
通常hf蛍光灯は安定器込で約35W程度が省エネ出力での消費電力となりますが、高出力では消費電力がなんと
約45W(安定器含む)以上にも上昇します。45Wはグローやラピッドとほぼ同等の消費電力になってしまいます。
どうでしょうか?これだったらLEDにした方が良いと思いませんか?
グローやラピッドとほぼ同等の消費電力なら約70%以上も省エネになってしまうのです。
LEDにする価値は十分あると思いませんか?
ただ注意点しなければいけない点もあります。それは明るさです。hf蛍光灯はもともと明るいためLEDの選定を間違えると現状より暗くなってしまう恐れがあるからです。
一番い良いのは事前にLEDランプの実機を見るて明るさの確認をすることですが、
もし確認できないようであれば最低でも2500ルーメン(40形)以上のLEDを選ぶことをお勧めします。
ただ人によって明るさの感じ方は違いますのでその点は注意しましょう。
❖直管蛍光灯の消費電力の比較
40Wタイプの蛍光灯での消費電力の比較です。インバーター式(hf)の省エネ出力の場合はグロー式、ラピッド式に比べ約12Wも省エネです。オフィスなどではインバーター式の蛍光灯は数多く使われています。数が多くなれば電気代も大きくなります。あなたのオフィスの器具を確認しみてはいかがでしょうか。
hf蛍光灯(インバーター式) | グロー、ラピッド式蛍光灯 | |
---|---|---|
高出力 | 約45W(安定器込) |
約47W(安定器込) |
省エネ出力 | 約35W(安定器込) |
【Panasonic】Hf蛍光灯 FHF32EX-N-H 25本入り
❖まとめ
hf蛍光灯の器具は明るさのコントロールができるものがあるため高出力で使用している場合はグロー、ラピッドと同等の消費電力がかかっているということです。もしhf蛍光灯を使用していたら、まずは器具品番を確認をすると良いでしょう。
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