【オフィス向け】業務用エアコンでできる効果的な節電方法とは

夏の暑い時も、冬の寒い時もオフィス内を快適にしてくれる業務用エアコン。

毎日使うからこそ、節電には気を配りたいですよね。

そこで今回は、オフィス向けの業務用エアコンでできる効果的な節電方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

今すぐ実践。フィルターの掃除が基本

すぐにできる節電方法はエアコンのフィルター内の掃除です。毎日エアコンを使用する時期なら、2週間に1回の掃除が理想的です。難しい場合は、最低でも月に1回はフィルターの掃除をするようにしましょう。

節電にもなりますし、エアコンの性能も保たれます。また、オフィス内の空気を綺麗にすることもできるので、ぜひ心がけてみてください。

フィルターは、掃除機でホコリを吸い取り、細かいホコリを取る場合は水で洗います。その後はしっかりと乾かすようにしましょう。

エアコンの吹き出し口も意外と汚れているので、フィルターを清掃する時は一緒に拭き掃除も行います。

消費電力の制限で確実に節電が可能

エアコンは設定温度にいくまでが最も電力を消費し、その分電気代もかかるといわれています。

「冷房」や「暖房」だけではなく、設定温度になったら「送風」にするなど工夫することで、消費電力が制限できて、節電につながります。また、除湿や加湿を上手に活用すると、節電にもなりますし、より快適な室温で過ごすことが可能です。

エアコンの設定温度と室温の誤解

国は、夏の室温の目安は28℃、冬は20℃を推奨していて、エアコンの設定温度とは分けています。エアコンは28℃や20℃の設定なのに、部屋が暑い、寒い場合は、空気の入れ替えや除湿、加湿などを行い調整していくことが必要です。

また、暖かい空気はオフィス内の上部に流れているので、エアコンと一緒にサーキュレーターなどを運転すると、より空気が循環して室温が保たれます。

室温を適正温度に保つための工夫(自動運転モードの利用)

室温を適正温度に保つための工夫として挙げられるのは、エアコンを自動運転モードにすることです。

はじめに室内を設定温度にして、それから送風の自動運転にすれば、同じ温度が長く保たれます。

夏場と冬場の対策は除湿と加湿

夏と冬でエアコンの節約方法は異なります。

~夏場~

夏場は湿気が多い時期。湿度が高いと、より暑さを感じやすいといわれています。そのため、冷房代を抑えて夏を上手に乗り切るには、除湿することが大切です。

除湿には、エアコンの「弱冷房除湿」を活用しましょう。弱冷房除湿は室内の温度を下げつつ、除湿をしてくれる機能のことで、冷房よりも価格が安く収まります。

同じ除湿でも「再熱除湿」は冷房よりも高いといわれているので、使い過ぎないように注意しましょう。

弱冷房除湿はエアコンが室内の空気を取り込み、冷やしたうえで空気中の水分を取り除いて、また室内へ循環させます。まずは大幅に温度設定を下げるのではなく、除湿をして暑さ対策をしてみてください。

~冬場~

冬は夏と異なり、乾燥しやすい時期です。人間は湿度があると体感温度が高くなるといわれています。

エアコンだけではなく加湿器などを使用すると、より暖かく感じられるのでおすすめです。

加湿器などがない、もしくは少ない場合は、濡れたタオルを干すなどをして乾燥しないように対策を行います。冬は温度設定を1℃下げるだけで約10%電力の削減ができるといわれています。

冬は加湿を心がけて、上手に節約を行いましょう。

服装での体温調整(クールビズとウォームビズの実践)

服装で体温を調整する時のキーワードとなるのがクールビズとウォームビズです。

~クールビズ~

クールビズの服装をする場合、男性はサラっとした生地が心地よい麻シャツや、ノーネクタイでも映えるビジネスカジュアルのシャツを選ぶのがおすすめです。ポロシャツを着ても良い会社なら、暑い日は着用するようにすると良いでしょう。

女性も同じく麻シャツがおすすめ。七分丈や半袖タイプもあるので、そちらを着用するようにしましょう。暑い日はスカートを着用し、より涼しく過ごせるように工夫してみてください。

また、夏は冷房でかえって体が冷えてしまう場合もあるので、薄いカーディガンなどを会社に置いておくと安心です。

~ウォームビズ~

ウォームビズはエアコンや暖房などではなく、服装をはじめとした食べ物などを工夫して体を温めることです。温かい素材の下着や、保湿性のある靴下を着用するのがおすすめです。

オフィス内でひざ掛けやストールを使用しても良いなら、活用するようにしましょう。

ジャケットの下にセーターやベストを着用するようにすると、より体を温めることができます。

室外機の打ち水で運転効率UP

室外機

室外機に打ち水をすることで、冷房運転の消費電力を大きく抑えることが可能です。

打ち水をする時は本体にかけてしまうと故障の原因につながるので、室外機周辺の地面に水をかけて冷やすようにしましょう。

おすすめは室外機に水を噴霧する装置「スカイエネカット」です。ダイキンの業務用エアコンなど幅ひろいエアコンへの取付けが可能です。スカイエネカットは室外機に一定の水を噴霧することで水が蒸発する時に周囲の熱を奪う気化熱を利用し効率よく冷却する装置です。

リモコンの上手な活用方法

リモコンを操作する時は、弱運転よりも自動運転モードの方が節電につながるので、オフィス内でも情報を共有しておくと良いでしょう。

風が人に当たるようにしたり、設定温度を調整するより風量を変えた方が、より節電につながります。
オフィスだとエアコンの風が当たり過ぎて寒いという声も起きやすいので、風向きは理顧問でこまめに変えるようにしましょう。

夏場の節電(リモコン編)

・こまめな温度調節が節電のポイントです。冷房時1℃の温度調節で約10%の節電効果が期待できます。

・運転の停止は逆効果です。エアコンは運転始めが最も電気を使います。エアコンを気って節電と考える人もいますが、かえって逆効果になってしまいます。効果的な節電方法は温度調節をすることです。

・タイマー機能を使って必応な時間だけ運転するようにしましょう。タイマーにしておけば消し忘れもありません。夜中に消し忘れて運転していることは良くあることです。

・風量設定は自動運転モードにしましょう。自動運転は一番効果的な運転方法です。弱風や微風だと快適な部屋の温度になるまでに時間がかかってしまうため、効率が悪く無駄な消費電力がかかってしまいます。

・冷房時の風向きは水平にします。冷たい空気は下の方に貯まりやすいのでサーキュレーターなどで部屋の空気を旬間させる効果的です。

冬場の節電(リモコン編)

・こまめな温度調節が節電のポイントです。暖房時1℃の温度調節で約10%の節電効果が期待できます。

・運転の停止は逆効果です。エアコンは運転始めが最も電気を使います。エアコンを気って節電と考える人もいますが、かえって逆効果になってしまいます。部屋が十分暖まったら設定温度を下げるなどして調整しましょう。

・タイマー機能を使って必応な時間だけ運転するようにしましょう。タイマーにしておけば消し忘れもありません。夜中に消し忘れて運転していることは良くあることです。

・風量設定は自動運転モードにしましょう。自動運転は一番効果的な運転方法です。弱風や微風だと快適な部屋の温度になるまでに時間がかかってしまうため、効率が悪く無駄な消費電力がかかってしまいます。

・暖房時の風向きは下にします。暖かい空気は上の方に貯まりやすいのでサーキュレーターなどで部屋の空気を旬間させる効果的です。

プロによるエアコン内部の清掃で省エネ効果UP

エアコンは、使用頻度が少ない春と秋に業者の方に内部を清掃してもらうのがおすすめです。

エアコンの内部を分解してしっかりと清掃してもらえば、運転効率も高まって節電になりますし、カビ予防にもなります。

まとめ

業務用のエアコンは、使用頻度も多いためメンテナンスをしっかり行うことが大切です。

プロの業者を呼ぶのも良いですが、フィルター掃除ならすぐに始められるので、まずはエアコン内のフィルターを綺麗に保つよう心がけましょう。

また、設定温度になったら送風の自動運転にするなど、適した温度をキープするようにしてみてくださいね。

エネプラ.comでは業務用エアコンの機種選定から設置までトータル的に省エネに関するご提案をしています。業務用エアコンのことでご相談があればお気軽にお問合せ下さい。

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