LED蛍光灯の種類はとても豊富で、どう選べばいいのか悩んでしまいますね。今回は
・LED蛍光灯の電球色の種類
・昼光色、昼白色、電球色を使うシーン別に解説
という内容でLED照明のご紹介をします。
LED蛍光灯の電球色にはどんな種類がある?
LED照明の利点は、光の色を変えられることです。これは調色と呼ばれます。
従来の蛍光灯(白熱電球)は、単色の色しか出すことができませんでした。
しかしLED蛍光灯の場合は、発光ダイオードの色調節によりさまざまな色を楽しめます。
リビングなど、人の集まるお部屋の天井中央にはシーリングライトが付けられているご家庭が多いかと思います。
LEDの多機能なシーリングライトは、付属のリモコンで簡単に調色することができます。それにくわえて、明るさを変えることもできます。
これは調光と呼ばれます。リモコンで楽々変えられるようになった光の色と明るさ。これはとても画期的なことですね。
これらの光の色や明るさをうまく活用すると、私たちの体に良い効果をもたらすこともできます。
例えば、朝の太陽光に含まれているのは、青色の光です。
この光は、私たちの体内時計を地球の24時間周期に合わせてくれていると考えられているそうです。
そのため、私たちが爽やかに目覚めるためには、朝目覚める少し前から、青色成分の多い光を段々と明るくなるように取り入れれば良いそうです。
つまりLEDの昼光色、昼白色の光を、朝取り入れれば良い。また、青色成分の多いものは、作業効率のアップも望めます。
そして一日の終わりである安らぎの時間帯には青色の光を少なくし、少し暗めに。
ここは電球色がおすすめです。
それでは、次項で色味についてさらに詳しく解説していきます。
LED蛍光灯の電球色、選び方のコツ!昼光色、昼白色、電球色の特徴のまとめ!
電球色を大きく分けますと、昼光色・昼白色・電球色の3種類になります。
昼光色は、寒色系の青に近い色です。昼白色は、中間色で白っぽい色をイメージしていただければと思います。明るい色味で、物が色鮮やかに照らされます。
電球色は暖色系でオレンジのような色味ですね。
従来の蛍光灯では出せなかった色がLEDでは多彩に出せるようになり、それぞれの色によって得られる効果も異なりますので、用途ごとに賢く使い分けましょう。
LED蛍光灯の電球色を上手にチョイスするには?昼光色、昼白色、電球色を具体的に場所別でご紹介!
実際に、昼光色、昼白色、電球色を、場所別に具体例でご紹介致します。
昼光色は、勉強や工作をする時など、手元を明るく照らしたい時におすすめします。子ども部屋や、作業をするデスク周りに使用すると良いでしょう。読書をする書斎、裁縫をするお部屋などにも適しています。
昼白色は、明るく見せたい場所などに使うことをおすすめします。店舗の服売り場などにも最適です。服の色味をはっきりと見せてくれるでしょう。
また、オフィスの執務室などに使用すれば、明るい印象を与えてくれるはずです。オフィスが爽やかなイメージになるでしょう。
そして会議室には昼白色のLED蛍光灯に加えて、電球色の間接照明を使うと、よりおしゃれで洗練された雰囲気が演出できます。
電球色は、落ち着いた雰囲気になり、静かな時間を演出してくれるのが特色です。浴室のLED蛍光灯も、電球色が一押しです。
肌色がとても綺麗にうつりますし、他の電球ですと、はっきり照らされすぎてしまい落ち着かないからです。
トイレも、電球色がおすすめです。
また、食材がより美味しそうに照らされますので、飲食店の厨房などに使用するのもおすすめです。
まとめ
・LED蛍光灯の電球色は大きくわけて昼光色、昼白色、電球色がある。
・従来の蛍光灯と違い、様々なカラーを表現できるので、シーンごとに使い分けができる。
・昼光色は作業したい場所で使うのが良い。
・昼白色は服選び等、はっきりと明かりを感じたい場所に使うと良い。
・電球色は落ち着いた雰囲気を出したい場所で使うのに適している。