エネルギーマネジメントシステム(EMS)とは?|省エネ社会の実現を目指して

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❖エネルギーマネジメントシステム(EMS)とは?

エネルギーマネジメントシステムとは、電力の使用状況をリアルタイムで見れるようにしてくれたり(可視化)、無駄を抑えて節電を行うように調整してくれたりするシステムです。

エネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)は、その頭文字からEMSと略され、「エネマネ」とも呼ばれたりしています。このエネマネは、適応される領域に応じて5つに分類されています。

用途 呼称 説明 ロゴ
戸建住宅 HEMS(ヘムス) 家庭向けエネマネ
ビル BEMS(ベムス) ビル向けエネマネ
マンション MEMS(メムス) マンション向けエネマネ
工場 FEMS(フェムス) 工場向けエネマネ
店舗 SEMS(セムス) スーパー・小売店向けエネマネ

❖EMSで何ができるのか

前述の通りとなりますが、EMSは電力の使われ方の見える化、見えた電気に応じた機器類の制御をすることができるものです。

各施設ごとに電力の使われる場所や時間帯、その規模などは大きく変わりますが、各々に併せて機器を制御し、電気の無駄をなくす手伝いをしてくれます。

 ・見える化

電気使用量、太陽光発電量・売電量及び使用量の過去比較、ガスや水道使用量の表示 などが可能。

 制御

EMSと連携した装置、例えばHEMSなら
エアコン、エコキュート、照明器具、蓄電池などをエネルギー効率から最適な制御運用を行う。

 ・遠隔操作

出先から遠隔操作が可能で、エアコンや照明を切り忘れた際など遠隔操作で運転を停止できる。
また、帰宅が遅くなる際に防犯対策として照明を付けたりすることもできます。

 

❖省エネ社会の実現に向けて

政府は、省エネ社会実現のために「エネルギー基本計画」において、
2020年までに、標準的な新築住宅でZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指し、
2030年までに、新築住宅の平均でZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指すとされています。

ZEH(ゼッチ)はその名の通り、
住宅(ハウス)の消費エネルギー量(エネルギー)をできるだけ0(ゼロ)へする意味合いです。
(※ZEHについて詳しくはコチラを参考にして下さい。)

消費電力の削減を考えると、供給側だけでなく需要側でも1日の最大使用量を抑制する動きが必要となります。
最大使用量を抑制するには、ピークカットとピークシフトと呼ばれる2つの手段があります。

・ピークカットは、その名の通りピーク時の消費エネルギーをカットすることで、例えば日中の明るい時間帯は照明を点灯させなかったり、冬場の暖房の温度を省エネ推奨設定温度にあわせたりしてピーク時の電力量を抑えます。
※総使用量の削減になります。

・ピークシフトは、電気の使用する時間帯を日中から消費の少ない夜間に移す(シフトする)ことで、1日の間での消費電力量をなるべく平均化することです。
例えば、食器洗い乾燥機などを電力の需要が少ない深夜に動かしたりして、ピーク時には動かさないようにすることで、1日を通しての消費電力量が平均化されます。※総使用量は変わりません。

     

 

このように、うまく消費電力量を減らして行くことが、省エネ社会の実現への第一歩となるのです。
また、設備面の改修も重要です。例えば蛍光灯をLEDに変えるだけでもその削減量は大きいです。
COP21により合意された「パリ協定」で定めた基準を達成するために、こういった取り組みは今後更に発展していくでしょう。

 


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