現在、紫外線によるコロナウイルスの対策が注目を集めています。トランプ大統領も発表したことで話題ですね!
しかし、本当に紫外線でコロナウイルス対策はできるのでしょうか?
また、注目される理由はどこにあるのでしょうか?
今回はコロナウイルスに関する検索ワードの中で「コロナ 紫外線 LED」もしくは「コロナ 紫外線 蛍光灯」というワードを見つけたので記事に起こしてみました。
エネプラで調べた内容や希望的観測が多くなりますが、よければ参考程度にご覧ください。
【トランプ大統領が発表!】コロナウイルスに紫外線は効く?UVの殺菌効果とは?
結論からお伝えすると紫外線はコロナウイルスの活動抑制に効果があります。
とは言え、日光浴などで対策するのは難しいでしょう。ですが、「深紫外線」と言われる特殊な紫外線であればコロナウイルスの不活性化に効果があります。
エネプラも最近知ったのですが、実は日本でも深紫外線によるコロナウイルス不活性化の研究は進められていて、効果はすでに実証されているようです!
中でも強力な紫外線を発光できるLEDをベースに開発も進められているようなので、今回は紫外線LEDに関して少し触れていきたい思います。
紫外線LED(蛍光灯)でコロナウイルスを殺菌!対策として注目される3つの理由
- UV殺菌灯でコロナウイルスを不活性化できる事が立証済み。
- 紫外線LEDで自宅やオフィスなどの生活圏内をコロナウイルスから守れる可能性がある。
- 従来の殺菌灯(水銀ランプ)のような待機時間が不要で、手元スイッチで瞬時点灯が可能。
注目される理由としては上の3つを提示します。
①については「独立行政法人国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター」と「ナイトライド・セミコンダクター株式会社」の共同で効果を検証済みです。
※②と③についてはエネプラの個人的な意見として参考程度にご覧ください。
①UV殺菌灯でコロナウイルスを不活性化できる事が立証済み。
上の表はコロナウイルスに対してUVを照射した効果を表したもので、
- 青:照射しないときのウイルスの数
- 赤:照射したときのウイルスの数
これらを表しています。「赤のグラフがない」つまりUVを照射した後にウイルスが存在しないことを表しています。
これは実際に仙台医療センターと徳島のナイトライド・セミコンダクター株式会社が共同で行った実証試験結果によるものです。
トランプ大統領も「コロナに紫外線が有効」と発表し専門家がざわついていましたが、こういう実験結果をもとにした発言だったのでしょう。
今、紫外線LED(殺菌灯など)に注目が集まりさらに開発が進められているようです。
②紫外線LEDで自宅やオフィスなどの生活圏内をコロナウイルスから守れる可能性がある。
紫外線LEDが普及すれば自宅やオフィスなどの「人の生活場」が守られる「対策環境」がある程度整うと考えられます。
もちろんワクチンや薬の開発も進められているので、それらによってコロナ終息を迎える可能性はありますが、蛍光灯などの+αも加えて対策ができれば更に安心できそうですね!
また。コロナウィルス以外にインフルエンザウイルスやノロウィルスにも効果があるいうのも大きな利点だと言えそうです。
③従来の殺菌灯(水銀ランプ)のような待機時間が不要で、手元スイッチで瞬時点灯が可能。
従来までの殺菌灯(水銀ランプ)は、点灯するまでの待機時間が長く、また一度消灯しすぐ点灯させようとしても、ランプが冷却できるまで再点灯できませんでした。
LED照明に交換(または導入)する事で瞬時点灯・消灯する事が可能になりますので、特に手元殺菌灯の場合は、持ち運ぶ際常に点灯しておく必要もなくなるのでより経済的に使用する事が出来ます。
コロナウイルス対策に効果的な紫外線殺菌灯の種類について。
- ハンディタイプ
殺菌能力のある紫外線LEDのタイプは1つしかありません。(エネプラ調べ:2020/4/27)
少し下記で解説しますので参考にしてください。
タイプ①:ハンディタイプ
こちらは実証実験を行った徳島の企業(ナイトライド・セミコンダクター株式会社)が販売しているハンディタイプの紫外線LED殺菌灯です。
ハイパワーで省エネな波長275nmの深紫外線LEDモジュールを採用。
また、アルミニウム製の筐体を採用し、衝撃に強いく長持ちなのが特徴です。
あとはAmazonなどの通販サイトでは手持ち懐中電灯タイプの紫外線LEDライトが販売されていたりしますが、本当に効果があるのかは謎なものも多いので注意が必要です。
とは言え、こういった手持ち懐中電灯タイプでウイルスの殺菌効果のある製品の商品開発は今後進んでいく可能性は高いと考えられます。
番外篇:蛍光灯(直感)タイプはないのか?
今のところないようです。
しかし防爆機器で名の知れる星和電機もモジュールの開発に取り組んでいるので製造業への普及は早期に行われる可能性はあると考えられます。
参考はこちら
一般的な場面への普及はまだ先にはなりそうですが、今のところ上のハンディタイプの開発が先に進んでいるので今後に期待したいと思います。コロナウイルス対策として注目される紫外線LEDの導入には工事が必要??
必要ないケースもあります。
ですが、従来の蛍光灯をお使いなら紫外線LEDを導入するときに工事は必要になる可能性が高いです。
また工事費用についても気になるところですが、導入規模や工事内容によって費用は大きくことなるので一言でお伝えできないのが現状です。
工事費用や工事の内容を知りたい場合、一番良いのは、LED工事を専門とする専門会社に問い合わせをするのが一番です。
エネプラではお問い合わせの回答、相談、お見積り、工事まですべて行っています。
金額はもちろんのこと技術的な対応もできますので、必要な際にはぜひお問い合わせくださいませ。
まとめ
- 紫外線LEDのコロナへの効果は実証済み
- トランプ大統領の発言も実証結果をもとにしたものの可能性が高い。
- 深紫外線LEDのさらなる開発は各企業で進められている。
- 一般への導入はまだまだ先と予想できそう。
- LEDの省エネ効果で経費削減にも繋がる。
今回の記事を最後に簡単にまとめました。
最近ではコロナウイルスの驚異によって世界中が暗くうつむきがちな空気へと変わってしまっています。
ですが、そんな中、コロナウイルス対策に向けた開発は進められていて、すでにコロナウィルスの不活化性能効果を実証したものがあったりします。
一般的に普及するのはまだまだ先だと思いますが、普及できれば今後ある程度の安心は確保されると予想されます。
とはいえ、できる対策からはじめるのが今は大切だと思います。中でもLEDによる電気代削減は各企業や学校など施設の経費削減案としてイチオシです。
興味がある場合はエネプラにぜひお問い合わせくださいませ!