なぜ新電力の電気代は安いのか?負荷率との関係とは

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❖新電力の電気代が安い理由

新電力に切替えることで一番のメリットは電気代が安くなることです。

なぜ新電力が安く電気を供給することができるのかというと、新電力は各地の工場などが発電する余剰電力をメインに据えている為、一般電気事業者のように大規模な発電設備に依存していません。

その為設備費、修繕費、人件費などのコストを抑えることで競争力のある価格で電気を安定的に調達して供給できる為、電気代を安くすることができるのです。

 

❖負荷率による削減効果(全てが安くならない理由)

しかし全ての需要家が新電力に切替えても必ず安くなるわけではありません

例えば負荷率が低い使い方をしている場合などはそれに該当する可能性があります。負荷率とは、契約電力に対して年間どれだけの量を使用しているか稼働率を表した数値です。

負荷率が100%とは24時間365日を通して契約電力いっぱいに電気を使用している状態です。

反対に負荷率が25%以下では土日や夜間は殆ど使用していないことが多い為、対象となりやすいのは事務所ビルや入院設備のない病院、寺院、学校などです。

対象となりにくいのはアミューズメント施設、操業時間の長い工場や入院設備のある病院、マンション共有部、超高層ビルになります。

 

❖新電力で安くなるかは電気の使い方がポイント

電力会社の料金は2部料金制になっており、電気の使用量に係わらず、契約電力(kW)により決定される「基本料金」と電気の使用量(kWh)により決定される「従量料金」があります。

契約電力に対して電気の使用量が少ない(=負荷率が低い)お客様は、電気料金に占める基本料金の割合が高くなり、1kWhあたりの電気料金が割高になっている場合が多いです。

 

地域電力会社より電気を安く供給できるポイントは、『1kWhの電気料金』つまり負荷率が低く電気料金が割高になっているお客様が対象となリます。

 

契約電力1kWに対して使用量が200kWhの場合と400kWhを比較すると、使用量200kWhの方が負荷率が低いということになります。

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