LED工事は不要?グロー式蛍光灯からの取り替え方とは

LED工事不要 フィリップス

蛍光灯からLEDへ変更する場合、工事が必要な場合もあります。そこで今回は、

・グロー式蛍光灯LEDについて

・グロー式・ラピッドスタート式・インバータ式蛍光灯LEDの比較

・グロー式蛍光灯LEDの取り換えの注意点

について紹介します。

❖グロー式蛍光灯LEDについて

最近のLEDは技術が進んでおり、寿命がより長くなったことからLEDへ照明を取り換える家庭も増えてきているのが現状です。ただし、蛍光灯をLEDに替えるにはそのまま取り付けられるか、あるいは工事が必要か確認する必要があります。

すべての蛍光灯には点灯させるための安定器がついており、蛍光灯の発光を安定する動作に欠かせない装置ですが、LED発光にはまったく使用しません。

LEDは直流素子なので、通常AC-DCアダプタのような電源部が必要ですが、現在では電源部をランプ内に内蔵している直管型LEDが流通しています。直管型LEDは従来の直管蛍光灯と長さや口金形状などの構造に互換性を持たせているのが大きな特徴です。現在では様々な種類が国内外のメーカーで製造されています。

従来の蛍光灯の点灯にはいくつかの方法があり、その中で最も普及したのがグロー式です。点灯管を使用する簡単な設計でスイッチを入れると自動的に点灯し、コストも安いため、一般家庭で広く使用されてきました。

グロー式安定器の場合、グロー球をはずすだけでLED蛍光灯を取り付けられるので、ほとんどの場合は工事不要です。

 

❖グロー式・ラピッドスタート式・インバータ式蛍光灯LEDの比較

蛍光灯の点灯方式にはグロー式の他にラビットスタータ式、インバータ式があります。
ラビットスタータ式は即時点灯し、安定器がグロー式よりも大きく重たいのが特徴のひとつです。

以前はグロー式と同様、インバータ式蛍光灯が一般的に普及していました。インバータ式は電子回路で構成されており、即時点灯ができるうえ、軽量で効率のよい安定器です。高周波で動作するため、ワット数当たりの明るさも高く、LEDが出回る前まではスタンダードな蛍光灯でした。

直管型LEDは大きく分けると「直流電源内蔵/商用電源直結形」「直流電源非内蔵/直流入力形」「直流電源内蔵/既設安定器接続形」の3つに分けることができますが、 「直流電源内蔵/商用電源直結形」及び「直流電源非内蔵/直流入力形」はすべての点灯方式で配線工事を行い、蛍光灯器具を改造することが必要です。

一方、「直流電源内蔵/既設安定器接続形」は今まで使用していた蛍光灯器具に取り付けても問題ありません。グロー式をはじめ、ラビットスタータ、インバーター式への装着が可能になります。

 

❖グロー式蛍光灯LEDの取り換えの注意点

蛍光灯を直管型LEDに替える場合、「直流電源内蔵/既設安定器接続形」のLEDをグロー式蛍光照明器具に工事不要で取り付けられます。この直管型LEDは両側給電方式と片側給電方式に分かれ、口金の形もそれぞれ違ってきます。

直管蛍光灯と同じ形の「G13口金」をはじめ、直管型LED専用となる「GX16t-5口金」「R4口金」「GZ16口金」と分かれ、器具によっては取り付けが違うので注意しましょう。

また、一般家庭での直管型LEDの事故でもっとも多いのが、照明器具との組み合わせ違いです。従来の蛍光灯に比べると直管型LEDは省エネ効果が高いのですが、蛍光照明器具との組み合わせを間違えると、火災の恐れもあるので用心してください。

特に蛍光灯と同様の「G13口金」を採用している直管型LEDに交換する時は既存の蛍光照明器具と適合する直管型LEDランプであるかどうか、よく確認することが重要です。そのほか、長期間使用し続けた蛍光灯照明器具は一見きれいでも内部が劣化している場合もあり得ます。

このような状態にそのまま、直管型LEDを装着して使用するのは危険であり、グロー式安定器であっても、照明器具本体ごとLEDに交換する必要性も考えなければなりません。まれに安定器の絶縁劣化など火災が生じるケースもあるので、取り付けの際は必ず使用している器具、使用年数をふくめて確認することも考慮しましょう。

 

❖まとめ

 蛍光灯からLEDへ取り替える場合

・グロー式蛍光灯から直管型LEDの取り換え工事は不要

・グロー式、ラビットスタータ式、インバータ式、「直流電源内蔵/既設安定器接続形」ならすべて取り付け可能

・照明器具との組み合わせ違いは十分気をつける

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