

レフランプは店舗などのスポットライトで活躍する電球です。
消費電力が高い白熱電球からLED電球に交換したいですよね。
レフランプをLED電球に変える際、2つの選択肢があります。
レフ型LED電球に取り替えるか、クリプトン型LED電球に切り替えるか、お好みでどうぞ。
ここでは、レフランプとクリプトン電球の違いや、正しいLED電球への切り替えについて詳しくご説明します。
レフランプとは
レフランプは、反射鏡を使って光を一方向に集めた白熱電球です。
通常の白熱電球は光が拡散してしまいますが、レフランプは反射鏡を利用して、光を効率よくまとめ、前方向へ向かうよう設計されています。
これらの照明器具は、壁面や絵画、モニュメント、メニューボードなどをピンポイントで明るく照らすためにスポットライトやダウンライトとして用いられます。
お部屋の中では、E17とE26という口金サイズがあり、ミニレフランプやレフランプが使用されます。
屋外では、看板や高い天井の照明としてE26口金のレフランプが採用されます。
ミニレフランプ(E17)は25W~40Wの消費電力で、室内外用のレフランプ(E26)は40形~300形まで、さまざまな種類がラインナップされています。
発光原理は白熱電球と同様なので、色味はすべて暖色系の電球色になります。
クリプトン電球とは
クリプトン電球とはアルゴンガスを使わずクリプトンガスと呼ばれる気体を封入することでランプ効率を向上させた白熱電球です。クリプトンガスはアルゴンガスに比べフィラメントの蒸発を抑制することができるため通常の白熱電球に比べ寿命が長いのが特徴です。
ただ寿命が長いといっても約2,000時間程度のため、LEDの40,000時間と比較すると1/20の差があります。
小型化されているため口金E17でミニクリプトンと呼ばれて消費電力は25W形~100W形まで幅広いラインナップがあります。
通常の白熱電球にはガラス内部にアルゴンガスが封入されているのが一般的です。
封入されるガスにより様々な種類のランプに変化し高効率・長寿命化されます。
フランプからLED電球への交換は基本的に口金サイズを合わせと明るさが同等であればレフ形LED電球でもクリプトン形LED電球どちらで交換しても問題はありません。
ただ器具の形状やランプの大きさによっては器具に収まらない場合もあるので注意は必要です。
要するににLED電球の光源はLEDという半導体であり発光原理は同じである為、レフ形とクリプトンは、形こそ異なるが同様だと言えます。
問題は明るさを合わせること。
口金サイズを合わせることは簡単ですが、LED電球はワット数で明るさを比較できません。
例えばレフランプが60Wだとした場合、何WのLED電球が最適(同等)なのか直感的に判断しづらくなっています。
LED電球の明るさはJIS規格でも決まっていて照明工業会でもガイドラインが定められていて「〇〇W相当≒〇〇ルーメン以上」のようにルーメン数で明るさを表記しています。
恐らくほとんどの商品は、このような表記があるかと思うので必ず商品パッケージまたは商品説明で確認をするようにしましょう。
レフランプをLEDに交換するときの注意点

レフランプをLED電球にすると電気代は今までの約1/10程度になります。レフランプは白熱電球なのでLED化の効果は絶大です。数が多くなれば効果も大きくなるためレフランプを使用していたら迷わずLED電球にすることをおススメします。
しかし交換する際には一つだけ注意する点があります。
それは口金サイズです。屋内で使用されるレフランプのはE26の他にE17のサイズがありミニレフランプと呼ばれています。
E17の口金はランプそのもののサイズも小さいため見かけでの判断もできますが口金を良く確認して間違えのないようにします。
LED電球にもE26とE17のレフ型があるので現在のランプの口金サイズに合わせて交換するよにしましょう。
レフランプをお使いの場合は以上のことに注意しながらLED電球に交換しましょう。
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