❖節約その②:タスク・アンビエントで効率よく電気代を節約!!

職場ではこのような光景をよく見ないでしょうか?自分1人しかいないのに1列すべて電気がついている。これってものすごく電気代がもったいないですよね。

イッチが連動しているから、使用していないところまで電気がついてしまう。せっかく節電のためにこまめに電気を消す努力をしても、スイッチ1つで関係ないところまで電気がついてしまったらせっかくの節電が無駄になってしまいます。

そこでタスクアンビエントという照明の使い方が電気代の節約に大きく貢献してきます。タスクアンビエントとは一体なんのことか?

タスクとは「視対象物を照らす照明」のことです。視対象物とは具体的にはオフィスでいうと「机の上の書類」、「パソコンのディスプレイやキーボード」、「人の顔」などがそれにあたります。

アンビエントとは「天井、壁、床など作業者の周辺を照らす照明」のことです。従来の照明手法はタスクとアンビエントを考慮せず部屋全体を明るくするだけの単純なものでありタスクアンビエントは部屋の最低限の明るさを確保(アンビエント)しつつ作業に必要な場所のみ照らす(タスク)照明手法のことです。

デスクライト

❖オフィス・工場に効果的なタスク・アンビエントの照明手法とは

タスクアンビエントの照明の考え方は分かって頂けたかと思います。では具体的にどのような照明がタスクアンビエント照明に向いているのかを紹介します。

タスクライトの例

  • デスクライト(オフィス・工場)
  • ダウンライト(オフィス)
  • 吊り下げ蛍光灯(オフィス・工場)
  • ペンダントライト(家庭)

これらのタスクライトに直接照明や間接照明の組み合わせをすることです。この時に注意する点は、タスク(視対象物)が明るければアンビエント(壁や床)が暗くて良いというわけではありません。視野の明暗がはっきりしすぎると目の疲労や心理的にも良くありません。

またアンビエント照明を下げすぎてしまうことで空間の明るさ感がなくなり、オフィスの雰囲気にも悪い影響がでてしまう恐れがあります。

❖タスク・アンビエントが省エネな2つの理由(まとめ)

従来の照明の照明手法では天井の全体照明によって明るさを確保してましたが、タスク・アンビエント照明ではアンビエントとしての必要な明るさ確保しつつ、作業対象となるタスク照明を必要な場所に配置し、効率的に光を照射することで省エネ効果を図ることになります。

これまでLED化は白熱電球に対しては大きな節約効果がありましたが、日進月歩で進化するLEDにより蛍光灯でも大幅に節約できる時代となりました。しかし全てが同じような効果を生むわけではありません。また同時にタスク・アンビエントを実践出来れば更に大きな節約となることは間違いないでしょう。

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