知って得する、LED蛍光灯の種類と用途別LED照明器具

照明器具をLEDに変えるご家庭や企業が増えています。そこで知っておきたい、LED照明器具情報を

・蛍光灯LEDってどんな種類があるの?

・LED照明器具の分類

・用途別に使おう、蛍光灯LED照明器具

という観点からご紹介します。

❖蛍光灯LEDにはこんな種類がある!

 直管型蛍光灯LEDの照明器具には、主に4種類があります

(1) 専用電源内蔵形 交流用(工事不要)

ホームセンター等で気軽に買える、誰でも簡単にLED蛍光灯に取り換える事ができ、手軽です。
既存の灯具電源部分を使えるというメリットがある一方、
その灯具が経年劣化している場合もあるので注意が必要です。

 (メーカー例:江東電気、極光電気)

(2) 専用電源内蔵形 直流用(工事必要)

このLED蛍光灯が最も普及しているタイプです。皆様が期待しているであろう、
長寿命のLED蛍光灯器具となります。また、器具が故障した際には交換やメンテナンスが簡単なのも特徴です。
こちらのLED蛍光灯は、最初に既設の蛍光灯用専用電源の取り外しと、
配線のバイパス工事の電気工事が必要となります。

 (メーカー例:フィリプス、ローム)

(3) 専用電源別置き形 直流用 (工事必要)

専用電源が別置き形のLED蛍光灯なので、形状はスリムです。また、照射角度が広く配光が良いのが特徴です。既存の蛍光灯の様に使って頂けると思います。器具が故障した際には、専用電源の交換工事が必要となります。

 (メーカー例:内田洋行)

(4) 専用口金 専用器具にて点灯するタイプ(工事必要)

古い器具を全て取り外して、器具一式を新しく取り換えるタイプです。心機一転、器具を新品にしてしまうので、工事費用が掛りますが、メーカーの保証が手厚かったり、配光角度の広いLED蛍光灯が多かったりと、メリットがあります。

 (メーカー例:パナソニック、東芝、NEC、ENDO)

❖パナソニック社の分類わけにみる、LED照明器具の特徴

 LED照明器具は、様々なシーンで活躍します。

例えば、パナソニック社のHPを見てみると、とても特徴的なLED照明器具の分類があります。

住宅向けであれば、室内用のLEDダウンライト、LEDシーリングライト、玄関等の屋外用LEDポーチライト等。

ショップや商業施設、飲食店等の店舗向けや、病院や公共施設、学校等の設備向けには、
蛍光灯LED器具、LED誘導灯、LED非常用照明器具、等。

スタジアムやトンネル、道路、施設内の屋外向けであれば、

LED防犯灯、LEDモールライト等。

この分類わけを見て分かるのは、さまざまな目的や設置場所の需要に合わせて、多彩なLED照明器具が開発されているということです。需要も高まり、どんどん選択肢が広がっているのでしょうね。

 

❖蛍光灯LEDの照明器具は、場所や用途に合わせて使い分けることが重要

蛍光灯タイプのLED照明器具を選ぶときは、まず色合いを選ぶことがポイントです。

明るく青っぽい「昼光色」、温かい感じの「電球色」、自然な印象の「昼白色」、住宅向けや店舗向け、設備向け、それぞれの場所や用途に合ったLED器具を選ぶ事が重要です。

例えば、くつろぎたい住宅向けには、「電球色」のLED蛍光灯で温かい雰囲気にする等、です。

また、屋外向けにはLED防犯灯や、配光を調整してより鮮やかな景観を演出する、LED照明器具などがあります。

 

ところで、白熱灯と比べた、LEDの照明器具の特徴については、ご存知でしょうか?

一番の特徴は、白熱灯などに比べて長持ちするため、長く使えることです。

照明器具を交換する回数が減るのは、家庭でも企業でもコスト削減になって嬉しいですね。

また、容易に器具を小型化する事が出来るので、自由に照明器具を設計することが可能です。

さらに、少ない電力でも点灯するため、LED蛍光灯を使う事は通常の蛍光灯を使うよりも、省エネになります。

交換の手間が減り、地球の環境にも優しい、おまけにコスト削減にもなるLEDの照明器具、人気が出る理由が分かります。

 

場所や用途に合わせたLEDの照明器具を使って、賢くメリットを享受してみては如何でしょうか。

 

❖まとめ

・蛍光灯LED器具は、工事不要/工事必要タイプを合わせて4種類に分類できる

・蛍光灯LEDや照明器具は、住宅向け、店舗向け、施設向け、屋外向けなど、
設置場所やシチュエーションに合わせたものが開発されている

・蛍光灯LEDは単なる照明として使用することはもちろん、さまざまな演出効果も期待できる

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