ダウンライト→ LEDへ改修する場合

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❖ダウンライトの改修

ダウンライトとは天井に埋め込まれた照明で主に部屋全体を照らす主照明として使われるものや、
ダウンスポットとして壁面を照らし空間を効果的に演出します。

また天井と照明器具がフラットになるため見た目がすっきりとしてデザイン性にすぐれています。

一般住宅では天井裏に断熱材が使われているためダウンライトを取り付けるには建物の構造にあった施工方法で設置する必要があります。

断熱、遮音にはブローイング工法による場合とマット施工による場合があり、この施工方法にあった器具を設置する必要があります。

 

・ベースダウンライト

一般的な天井照明として商業施設、店舗、住宅などで使用されています。店舗では商品棚に埋め込まれたコンパクトなものがあり、幅広い用途で使われています。

 

・ユニバーサルダウンライト

ランプ部分が可動式で照射角度を変えることができるダウンライトです。壁面や平台などをスポットライトのように対象物を照らすときに使われます。

 

・商業施設向けダウンライト

店舗、商業施設や福祉施設、ホテル、旅館、オフィスビルなどで使われているダウンライトをLEDに交換するためには装着されているランプがどのようなものかを確認する必要があります。

この装着されているランプの種類によってLEDの交換方法が変わります。

ダウンライトのLED化の場合は工事なしで単純にLEDにできるものと工事をしなければできないものとにわかれます。

一般住宅では口金がE26やE17など白熱電球や蛍光球が使われているので工事不要で誰でも簡単にLEDに交換することができますが、店舗や商業施設ではLEDにすることは簡単ではありません。

なぜ簡単ではないかというと電気工事を伴うからです。特に商業施設で使われているダウンライトになると装着されているランプの光量が非常に強いものが使われています。

一般家庭のような白熱電球や蛍光球では明るさが足りないためパワーのあるランプが使われます。

そのため口金も特殊なものになり工事なしではLEDに交換することができないのです。

店舗や商業施設などで使われているランプはハロゲンランプ(12V用)、コンパクト蛍光灯、HIDランプ(セラミックメタルハライドランプ)など一般家庭で使われるようなランプではなく家電量販店でも、あまり売られていないようなランプばかりです。

 

❖ダウンライトに装着されている主なランプ

一般家庭/店舗 商業施設、福祉施設、ホテル、旅館、学校など
白熱電球(E26) ハロゲンランプ(12V)
レフランプ(E26) コンパクト蛍光灯
ミニクリプトン(E17) メタルハライドランプ(CDM)
蛍光球(電球型蛍光灯)

 

家庭や店舗では口金が回転する白熱電球や電球型蛍光灯などが使われます。

家庭や店舗ではそれほどパワーの大きいランプを使う必要がない為です。

しかし商業施設や福祉施設、ホテル、旅館、学校オフィスビルではダウンライトに使われるランプはコンパクト蛍光灯が最もよく使われます。

コンパクト蛍光灯はパワーが大きく明るいため、このような施設で使われます。

 

❖FDL/FHTコンパクト蛍光灯の特徴と種類

■FDLコンパクト蛍光灯

商業施設のダウンライトに使用される主なコンパクト蛍光灯の種類としては
FDLコンパクト蛍光灯とFHTコンパクト蛍光灯があります。コンパクト蛍光灯とは安定器を内蔵した小型の蛍光灯で主に使われている照明器具がダウンライトになります。

その他にも小型の特性を生かし庭園灯なのにも使われています。

この2つは一見すると形が同じように見えるので種類を間違えやすいので注意して下さい。
それぞれのランプの特徴が以下のようになります。

FDLコンパクト蛍光灯
FDLコンパクト蛍光灯は4本のガラス管を折り曲げたU字の形の柱の構造をしており種類は9W~27Wまであります。光色は電球色と昼白色があり口金はGX10q-3の規格で4ピンになっているのが特徴です。

 

【FDL】消費電力からLEDを選定する目安

コンパクト蛍光灯 白熱電球相当(選定基準) LED選定の目安
FDL13EX-N(L) 40W相当 6W~8W
FDL18EX-N(L) 60W相当 8W~10W
FDL24EX-N(L) 100W相当 11W~

 

白熱電球に置き換えた消費電力を基準にするとわかりやすいかと思います。

蛍光灯というのは白熱電球の後継として誕生している光源なので白熱電球よりも高効率な照明です。

そのため蛍光球を基準にして考えると分かりにくくなってしまうので白熱電球では何ワット相当だのかを基準にするとLEDを選定しやすくなります。

 

 

■FHTコンパクト蛍光灯

FHTコンパクト蛍光灯

FHTコンパクト蛍光灯は6本のガラス管を折り曲げたU字の形をした柱状の
構造をしており種類は16W~57Wまであります。FDLと比べるとランプの
パワー(消費電力)が大きいのでFDLよりも明るいランプと言えます。

光色も電気色と昼白色があり、口金の規格はGX24qとなりますがランプごとに口金の形状が若干ことなります。
そのためランプ自体に互換性はないのですが器具側の方で互換性をも持つように設計されているものもあります。

FHT24とFHT32の口金は同型でランプ同士の互換性があります。
FHT16とFHT42の口金は形状が異なるため互換性がありません。

 

FHTコンパクト蛍光灯の互換性

ランプ 口金
FTH24とFHT32 GX24q-3
FHT16 GX24q-2
FHT42 GX24q-4

 

 

【FHT】消費電力からLEDを選定する目安

コンパクト蛍光灯 白熱電球(選定基準) LED選定の目安
FHT24EX-N(L) 60W相当 15W~
FHT24EX-N(L) 100W相当 20W~
FHT42EX-N(L) 150相当 25W~

 

 

❖ランプ交換工事によるLED化

LEDランプの選定の目安が分かったら次はどの種類のLEDにするかを決めます。FDL/FHTをLEDにする方法は2つあります。

ひとつはランプのみを交換工事する方法です。これは既存の灯具をそのまま利用しランプだけをLEDに交換する方法です。

メリットは既存の器具を交換しなくて良いためコストメリット(初期投資)を抑えることができる点です。

デメリットはこのタイプのLEDはラインナップが少ないため使用しているランプがパワーが大きいものからの変更は暗くなってしまう可能性があることです。

 

 

・FDL/FHT形のランプ

天井裏にある安定器の線をカットし電源とLEDを直結する配線工事でLEDのランプ交換ができてしまいます。

 

❖ダウンライトの器具交換

もう一つのLED化の方法は器具ごと交換する方法になります。器具ごと交換するには現在使用
している器具とサイズが同じものを選びます。サイズとは埋込み穴の大きさのことです。

 

・ダウンライトのサイズの確認方法

ダウンライトは天井から取り外すと下記のような状態で取り出すことができます。
サイズを確認するために取り出す必要はありません。(C寸法のサイズ)

ダウンライトのサイズ確認方法

A:外径サイズ
B:器具内径サイズ

Aの外径サイズを確認すればC寸法が判断できます。

埋込穴のサイズ規格
φ70(70mm)
φ100(100mm)
φ125(125mm)
φ150(150mm)
φ175(175mm)
φ200(200mm)

このように器具サイズとランプの型番を確認すれば
器具ごとLEDに交換することができます。

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