美容室(ネイルサロン)の照明環境

❖美容室で使用されている照明

美容室では「美容師の作業のしやすさ」「お客様を美しく魅せる」為、昼白色の照明を使用する事が多いです。

また演出性を高め、お客様の顔色を良く魅せる為に5000K程の昼白色を鏡付近に入れるのも良いです。

場所により照明を変える必要のある美容室ではコストが大幅にかかる為、消費電力の見直しによるコストダウンが必要になります。

 

 

エントランス・ヘアカット席付近

エントランスやヘアカット席付近ではダウンライトが使わております。

 コンパクト蛍光灯FHT322灯ダウンライト(70W

 

お客様が一番初めに通るエントランスやヘアカット席周りは清潔感のある明るい色(昼白色)のダウンライトが好まれます。

 

 

シャンプー台付近

シャンプー台付近では電球色のダウンライトが使われております。

 コンパクト蛍光灯FHT322灯ダウンライト(70W

 

シャンプー台付近はお客様が顔を上にした状態の為、ダウンライトは電球色が好ましいです。

 

❖コンパクト蛍光灯のメリット・デメリット

美容院などで多く使われているダウンライトですが、
中身のランプは上記画像のような形をしておりコンパクト蛍光灯と呼ばれています。

・メリット

ランプが安価で家電量販店などで購入しやすい

LEDの導入を考えると、どうしても初期費用が必要になります。
施設の予算都合等でどうしてもLEDの初期費用の捻出が難しい場合には安価な蛍光灯を使用し続けることも考えられます。

 

熱を持ち温かみを感じる事ができる

LEDのスマートな光より蛍光灯の温かみのある光を好まれる方がいるかも知れません。
ただ、熱を持つということは部屋の温度を上げてしまうので、冷房の設定温度を低めに設定しないと夏場は非常に暑く感じてしまうかもしれないです。

・デメリット

紫外線を発生させるため虫害が起きる

蛍光灯の発する紫外線に虫が寄り付きます。美容室やネイルサロンは清潔感が大切です。
故に虫害の発生は大きなデメリットといえるでしょう。

 

割れると破片が飛び散る恐れがある

ガラスやフィラメントを素材としているため、万が一落下等が発生した場合に
破片が飛び散り、お客さまや従業員の方が怪我をしてしまう可能性があります。

 

寿命がLEDに比べ短いので、取替の頻度が多い

取替の頻度が高いと、施術中にランプが切れてしまいお客さまに迷惑になってしまう可能性も考えられます。また、上記デメリット②にもありますように落下の危険性が高くなります。

 

2020年を目処に蛍光灯の生産が終了する

大手メーカー(パナソニック、三菱、IWASAKI電気等)がすでに蛍光灯の生産から撤退する表明をしています。2020年に全ての蛍光灯がなくなるわけではありませんが、生産停止=在庫品限りの状況となるためランプが切れた場合、同じランプの検索や選定が難しくなります。

 

❖LED照明のメリット・デメリット

・メリット

① 割れて破片が飛び散る心配がない

ガラスやフィラメントを素材としないため、落下の際に破片が飛び散る心配がなく、
お客さまや従業員の方が怪我をするリスクを回避できます。


高寿命である

蛍光灯に比べ寿命が長いため、交換頻度が蛍光灯に比べて少ない。
そのため事務員の方の業務を減らすことができる。

 

調光機能に優れる

昼間や夜、また場所に応じて調光機能を使うことで、その場の雰囲気にあった光を演出することができます。

 

消費電力が少ない

蛍光灯に比べ省エネ効率の高いLEDなら、照明の電気代を大きく抑えることができます。

・デメリット

初期投資に必要な金額が高価で安易に購入しにくい

LED照明の導入費用は、既存の蛍光灯のランプの交換に比べれば高額です。
消費電力が大きく電気代は大幅に削減できますが、初期費用が大きいため見送られるケースも多く見られます。

 

熱に弱い

LED照明は寒さに強いですが熱に弱い性質を持っています。
ただ熱に弱いと言っても、メーカー保証動作温度はだいたい-10℃~+80℃
程度ですので、美容院でこれを上回る温度になることはないかと思います。

 

目が疲れる

LED照明は蛍光灯に比べて、放出する青色の光の割合が高いです。そのため、目が疲れやすくなってしまう欠点もあります。

❖実際の導入事例

弊社が実際にヘアサロン様へ提案・導入したLEDについて見てみましょう。

※大阪市中央区のヘアサロン様の場合(画像はイメージです)

既存照明 選定LED照明
FDL27×1灯(19台)
1台あたりの消費電力:34W×1=34W
パナソニック製LEDダウンライト7.2W(19台)
1台あたりの消費電力:7.2W
FHT32×2灯(8台)
1台あたりの消費電力:35W×2=70W
遠藤照明製LEDダウンライト19.2W(8台)
1台あたりの消費電力:19.2W
合計 ①34W×19台+②70W×8台
=646W+560W=1206W
①7.2W×19台+②19.2W×8台
=136.8W+153.6W=290.4W

照明の点灯時間は12時間26日(月312時間点灯)でしたので、
これを踏まえて電気代を計算すると、

既存照明だと、毎月1206W×312時間=376.3kWh
選定LED照明だと、毎月290.4W×312時間=90.6kWh となります。

ここで、今回の学校法人様の契約電力料金が1kWhあたり34.5円なので、

既存照明 選定LED照明
月額照明電気代 376.3kWh×34.5円=12,983円/月 90.6kWh×34.5円=3,126円/月
その差額は・・・ 12,983円-3,126円=9,856円/月

以上から、毎月の電気代がLED照明に変えるだけで約1万円もお得になりました。

※あくまでこの金額は電気代のみで算出したものです。
実際にLEDを導入するとLEDの導入費用が発生しますのでご認識下さい。

弊社ではLED導入費用を含めても初月からメリットの出るプランをご提案しています!
ご興味のある方はコチラからお問い合わせ下さい!

❖美容室・ネイルサロンとLED

美容室やネイルサロンへいらっしゃるお客様は、当然キレイ(綺麗)になるために通います。

ですので、蛍光灯とLEDではやはり清潔感のあるLEDが最適だと考えられます。
器具ごとLED照明へ改修することで見た目も新たに、きれいな光を出すことができ、
お客様にも従業員様にも心地よい空間を与える事ができます。

また最近のLED照明の中には演色性がRa95と、とても高いものもあり
自然な光に近い色合いで照らすこともできます。

蛍光灯の熱により、部屋全体の温度が上昇してしまい冷房代の増加につながることも防ぐことができます。

2020年を目処に蛍光灯の生産中止を大手メーカーが発表しています。
ギリギリになってから動き出すのではなく、お客様や従業員の方のためにも
今のうちに余裕を持ってLED化を検討してみてはいかがでしょうか。

LED照明でより良い環境を作りましょう。

 

 

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