工場(製造業・運送業等)の照明環境

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❖工場で使用されている照明

工場は三角屋根の建築であることが多く、照明の高さを合わせる為にチェーンや照明レールを用いて調整しております。

またトラックの荷捌き時など足元を照らす際に使われる照明もあります。
どれも天井が高いところが多いので、高天井用や照度の高いものが多く使われることが多いです。

 

 

工場の全体照明

工場の全体照明では水銀灯が使われております。

 水銀ランプ400形投光器(435W)

 

 

高天井用で手元が見えやすくなるものが使われます。

 

 

作業ライン

作業ラインでは反射笠タイプのものが使われております。

 反射笠タイプHf32形2灯直管蛍光灯

 

 

広い範囲を照らし、細かい手元作業などしやすいようにしております。

❖水銀灯のメリット・デメリット

・メリット

ランプが安価で家電量販店などで購入しやすい

LEDの導入を考えると、どうしても初期費用が必要になります。
予算都合等でどうしてもLEDの初期費用の捻出が難しい場合には安価な蛍光灯を使用し続けることも考えられます。

 

軽量で熱に強い

水銀灯は基本的に工場で使用されていることが多いです。工場の種類によってはかなり高温になったり天井高が高かったりする場合があります。その場合、軽い水銀灯は落下するリスクが少なめだと言えます。
またLEDと比べて熱に強いため、劣化の進行がLEDに比べて遅いです。

・デメリット

紫外線を発生させるため虫害が起きる

蛍光灯から放出される紫外線は虫を惹きつけます。虫が飛び回っていると、工場で業務を行う上でこの上なく邪魔ですし気が散ってしまいます。ですので虫害の発生は大きなデメリットといえるでしょう。

 

割れると破片が飛び散る恐れがある

ガラスやフィラメントを素材としているため、万が一落下等が発生した場合に
破片が飛び散り従業員の方が怪我をしてしまう可能性があります。

 

寿命がLEDに比べ短いので、取替の頻度が多い

取替の頻度が高いと、
上記デメリット②にもありますように落下の危険性がそれだけ高くなります。
また取替業務に時間を取られてしまい生産性が低下してしまいます。

 

2020年を目処に蛍光灯の生産が終了する

大手メーカー(パナソニック、三菱、IWASAKI電気等)がすでに蛍光灯の生産から撤退する表明をしています。2020年に全ての蛍光灯がなくなるわけではありませんが、生産停止=在庫品限りの状況となるためランプが切れた場合、同じランプの検索や選定が難しくなります。

 

❖LED照明のメリット・デメリット

・メリット

① 割れて破片が飛び散る心配がない

ガラスやフィラメントを素材としないため、落下の際に破片が飛び散る心配がなく、
従業員の方が怪我をするリスクを回避できます。


高寿命である

蛍光灯に比べ寿命が長いため、交換頻度が蛍光灯に比べて少ない。
そのため従業員の方の業務を減らすことができる。

直下照度が強い

LEDは蛍光灯に比べ、直下照度の高い光を放出します。
ですので、既存のランプを間引いたとしても十分な明るさが確保できる場合もあります。

消費電力が少ない

水銀灯などの照明は消費電力が非常に大きいです。
蛍光灯に比べ省エネ効率の高いLEDなら、照明の電気代を大きく抑えることができます。

熱を出さない

LED照明は熱をあまり出さないので、冷房代の削減に繋がります。

即時点灯が可能

水銀灯は1度切ってしまうと次に点灯するまでに時間がかかりますが、LEDは即時点灯が可能です。ON/OFFですぐに点灯・消灯が可能なのでこまめに切り替えて節電にも繋がります。

・デメリット

初期投資に必要な金額が高価で安易に購入しにくい

LED照明の導入費用は、既存の蛍光灯のランプの交換に比べれば高額です。
消費電力が少なく電気代は大幅に削減できますが、初期費用が大きいため見送られるケースも多く見られます。

熱に弱い

LED照明は寒さに強いですが熱に弱い性質を持っています。
最近では熱の強いLED照明も開発・発売されているので、ご自身でLEDを選ぶ際は
注意して選びましょう。

照らすことのできる範囲が狭い

蛍光灯はランプ全体が光りますが、LED照明は必要な箇所のみ点灯することで消費電力を少なく保っています。360℃配光ではないため、設置する数が少なければ見えにくい場所が出てしまう恐れがあります。

 

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