水銀条約について

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❖2020年の水銀条例で水銀の製造・輸入・輸出が禁止!!

水銀条例

2013年10月10日、水銀による汚染防止を目指した「水銀に関する水俣条約」(以下、水銀条約)が、国連環境計画(UNEP)の外交会議で採択・署名されました。

この条約により、水銀を使った製品の製造や輸出入が2020年に原則禁止されることになります。
対象となるものは水銀添加製品(電池、スイッチ、照明器具、計測機器[体温計、血圧計を含む]、歯科用アマルガムなど)が規制対象となります。

この中で、ランプに関する規制は、一般照明用の蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプを含む。)となります。
ただし水銀封入量が規制値[5~10mg]以下のものは対象外となります。高圧水銀ランプは規制対象となります。

2016年の4月には電力の全面自由化となることもあり更にLED化が加速することも予想されます。

更には国、地方自治体による省エネ関連の補助金、助成金、税制優遇制度などもありLED導入を後押しする動きも活発になってきます。
特に工場、商業施設、スポーツ施設、道路灯、商店街などは水銀灯が数多く使われているため電気代や消耗品代、交換に関わる手間などを考えると是非ともLED化したいところです。

 

❖水銀条例まとめ

禁止されるのは、2020年以降の製造・輸出・輸入

2020年以降も市場で流通している規制対象となる商品の販売や購入、使用は問題ありません。メーカーや電材業者なども在庫があれば通常に販売するでしょう。しかし製造・輸出入ができなくなれば、いずれ市場から姿は消すことは間違いありません。

水銀ランプの廃止

一般照明用のHIDランプで廃止の対象となるのは水銀灯です。メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、特殊用途ランプ(紫外線ランプなど)は水銀灯とは種別が異なるため規制対象外とされています。工場など水銀ランプをご使用の場合は計画的にLEDなどの高効率光源に交換することをおすすめします。

 

水銀ランプとはガラス管内の水銀蒸気中のアーク放電により発生する光放射を利用した光源。主に一般的な水銀ランプを指します。

 

 

規制対象となる主な水銀灯の例

水銀灯

 

代表的な商品
・アイ水銀ランプ
(岩崎電気)

 

バラストレス
水銀ランプ代表的な商品

・セルフバラスト
水銀ランプ

(岩崎電気)
水銀灯セルフバラスト水銀ランプ
by カエレバ
ツインマーキュリー(岩崎電気)
アイツインアーク
(岩崎電気)
ツインマーキュリー
by カエレバ

 

・規制対象外にならないHID(水銀灯)

高効率・長寿命なHIDランプは規制の対象外です。以下は岩崎電気の商品です。

 

■セラミックメタルハライドランプ

  • FECセラルクスエースシリーズ
  • セラルクスシリーズ
  • ツインセラルクス
  • CDM-R

 

■メタルハライドランプ

  • ハイラックス
  • アイクリーンエース
  • FECマルチハイエースH
  • UVカット形 FECマルチハイエースH
  • FECマルチハイエース
  • UVカット形 FECマルチハイエース
  • アイ マルチハイエース
  • 電子安定器用 アイ マルチメタルランプ
  • クウォーツアーク
  • アイ マルチメタルランプ
  • UVカット形 アイ マルチメタルランプ

 

■高圧ナトリウムランプ

  • FECツインサンルクスエース
  • FECサンルクスエース
  • アイ サンルクスエース
  • アイ スペシャルクス
  • アイ サンルクス

 

■特殊用途ランプ

  • 高圧水銀ランプ
  • 紫外線ランプ
蛍光灯は、水銀封入量を規制(5~10mg)

 

直管蛍光灯ではグロー式、ラピッド式(60W未満で3波長蛍光体を使用したもの)が規制対象となります。インバーター式(FHF)は対象外です。コンパクト蛍光灯は30W未満で水銀封入量が5mgを超えるものが規制対象になります。コンパクト蛍光灯には電球形蛍光灯ランプも含まれます。

 

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