床下間接照明の使い方

間接照明では変わったランプが使われていることがあります。

それがキセノンランプと呼ばれるものです。

間接照明でも特に狭い場所や曲線になっている場所などに使われています。

キセノンランプ本体にはマウントレールの上に取り付けられ、しかもレール自体が柔軟に折り曲げられるようになっているので曲線の場所でも自由に設置することができることから間接照明ではよく使われています。

 

キセノンランプの特徴

 

キセノンランプ

左:上から見た写真
中:横からの写真
右:キセノンランプ

 

一個あたりの消費電力は3W~5Wでランプの間隔は75mm~100mmなので光にむらができないので綺麗な間接照明をつくることができます。

そしてこのキセノンランプもLED化することができます。

キセノンの機器構成は100V電源から24V巻線トランスで変圧されている構成になっています。

このトランスは比較的大きいのでほぼ間違いなく天井裏に設置されています。点検口があれば確認できるかもしれません。

・24V巻線トランス

24V巻線トランス

 

基本的にはこのトランスをそのまま利用してキセノンLEDにすることが可能です。

電気工事が不要なのでLED化することで大きな省エネにつながるのでキセノンを見かけたら是非LED化を検討して見てください。

 

❖キセノンランプ導入例

 

キセノンランプ導入例

床下にあるキセノンランプが約35個あります。巻線トランスは点検口から確認ができ
天井裏にありました。

 

ここをLED化するのは簡単です。
TOKIコーポレーション製のアドバンテージLEDを使えば簡単にLEDに交換できました。

 

❖現状のキセノンランプの確認方法

キセノンランプが3Wのものか5Wものものかをひとつだけ取り外し確認してください。

 

品番はXB-3FまたはXB-5Fのどちらかだと思います。3Fなら3W、5Fなら5Wとなります。
ただし品番は下記のように記されています。

 

次にランプの個数を把握しなければいけないのですが、品番から75mmピッチのものなのか100mmピッチのものなのかを確認してください。ランプが設置されている場所の寸法からランプのおおよその個数を割り出します。

 

【品番の見方】
XB-75-X5 → 75はランプピッチが75mmという意味 X5はXB-5Fの略で5Wの意味。

 

XB-100-X3→ 100はランプピッチが100mmという意味 X3はXB-3Fの略で3Wの意味。

 

このように今のキセノンランプの仕様を確認して頂ければ消費電力の計算ができます。
上記の場合は3W×35個で105Wの消費電力がかかっています。
キセノンLEDにすると0.72W×35個=25.2Wになるので約76%もの省エネになります。

◆TOKIコーポレーションの
アドバンテージLEDのスペック
定格電圧:24V
消費電力:0.72W

 

少し変わったランプですが省エネ効果も高く電気工事もいらないので是非LED化をしてみて下さい。

 

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